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スーパーオーディオCDを3人の問答で解説しちゃいます 最新SACDプレーヤー 最新AVアンプ

扉・目次

スーパーオーディオCD入門
1 スーパーオーディオCD(SACD)とは?
2 スーパーオーディオCDのマーク
3 CDプレーヤーでも聴けるハイブリッドディスク
4 SACDプレーヤーはCDも再生できる
5 ユニバーサルプレーヤーとは?
6 ユニバーサルプレーヤーとSACDプレーヤー
7 SACDステレオとSACDマルチチャンネル

スーパーオーディオCDの音
8 SACDの音は粒子が細かい
9 シャラシャラとシャシャ
10 音を画像にたとえる
11 SACDは自然な音
12 SACDは音が拡がる
13 SACDはアナログの持ち味もパッケージング
14 DSDとは?
15 DSDレコーディングとは?
16 DSDマスタリングとは?(SACD制作の流れ)
17 DSDマスタリングとは?(続き)

マルチチャンネル入門
18 マルチチャンネルとは?
19 マルチチャンネルの表記
20 マルチチャンネルにはAVアンプが必要
21 マルチチャンネル再生に必要なもの
22 今までのオーディオを使用してマルチにする方法

図説マルチチャンネルの響き
23 プラネタリウムタイプ
24 コンサートタイプ
25 2チャンネル拡張タイプ

26 あとがき

問答25 図説マルチチャンネルの響き
2チャンネル拡張タイプ

所長「最後のマルチは“2チャンネル拡張タイプ”とした」
オーディオ君「ほう」

所長「これは、まあ便宜上考えたのだがネ。前の二つのタイプに入らないものが、これに入るのではないか、と」

新入所員「説明してください」

所長「おっしゃ。下図見てくれ」

所長「これは、プラネタリウムタイプみたいに、後ろに楽器が配置してあるわけじゃないし、コンサートタイプみたいに、コンサート会場の臨場感をだすほどでもないというもの。ちょっと聴くと2chステレオと変わらないのだが、広がりと立体感、音場感がグッと出る」

オーディオ君「ほう」

所長「言い換えれば、前方の2ch演奏をさらに深く立体的にさせるために、リアも使うマルチなんだ。これがすごく効果がある。これなぞ実際、ステレオだマルチだという枠を越えた“オーディオとしての新しい再生方法”のような気もするね」

オーディオ君「ふーん」

所長「なんでも、前方の奥行き感を出すには、2本のスピーカーだけでは無理で、マルチだと可能になるらしい。これに残響音が加わったら最高だよ」

新入所員「なんか、わかる気がする」

所長「どうだったかな? 以上がマルチチャンネルの響きの図説だ」

オーディオ君「でも実際は、今までの3つのように明確に分類されるわけじゃないだろ?」

所長「もちろん。わたしが言いたいのは…」

新入所員音楽の種類、演奏場所、製作者の考え方などで、マルチにもいろいろなマルチがあるということなんですよね」

所長「おや、新人が最後にうまくまとめたね。一本とられた」

オーディオ君「ははは(笑)」

所長「とにかくSACDハイブリッド・マルチチャンネル収録盤なら、1枚でSACD2チャンネル、SACDマルチ、CDと聴けるんだ。“どれもアリ”でその時の気分で聴けばいいんだよ」

新入所員「ですね」

所長「これですべての問答も終了だ。あとはスーパーオーディオCDをどんどん聴いてくれ」

新入所員「わかりました。でも寂しいです」

オーディオ君「俺も。最初は冷やかしだったのに、いつのまにかオーディオの血が騒いで嬉しかった。所長の声を聞かないと…」

所長「ばかやろう。スーパーオーディオCDに耳をかたむけてみろ。そうすれば、わたしの声が聞こえるはずだ」

オーディオ君「所長!」

所長「泣いてるひまがあったら、SACDプレーヤーを買いに行こう。いい音がキミを待ってるぞ」

ふたり「はい!」

(了)

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