ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 作品46&72(全曲) |
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録音1962、64、65年
国内盤と輸入盤
ソニークラシカル
SACD専用ディスク
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ドヴォルザークの2つの〈スラヴ舞曲集〉を集めたSACD
ジョージ・セルのSACDは、どれもSACDらしい音を堪能できるディスクですが、この『スラヴ舞曲集』もそんな一枚です。
ドヴォルザークの〈スラヴ舞曲集〉はここに収められた作品46と作品72のふたつあり、どちらもピアノ連弾用に作曲されましたが、すぐにドヴォルザーク自身によって管弦楽に編曲されました。
一般に〈舞曲〉というと、交響曲や管弦楽曲にくらべて格下、「イージー・リスニングに近いもの?」と思いがちですが(僕の場合そうでした)、ドヴォルザークの〈スラヴ舞曲集〉は聴きごたえ十分のクラシック音楽です。
舞曲ですからリズムの心地よさは当然としても、〈スラヴ舞曲集〉の歌謡性は、マーラーの交響曲の歌謡性を思い出しましたし、どこかラヴェルの〈メ・メール・ロア〉の神秘性さえ感ずるところもありました。もちろんドヴォルザークの書く旋律の美しさ、哀愁は言うまでもありません。有名な作品72の第2曲(通し番号では第10番)などは最たるものです。
ここまでの演奏は、セルとクリーヴランド管だからか
これほど〈スラヴ舞曲集〉に、交響曲や管弦楽曲のような緊張感、感動を覚えるのは、セルの指揮とクリーブランド管弦楽団の、素晴らしい演奏のせいではないかと、思ってしまいます。
いつも、いろいろな指揮者の演奏を受け入れる姿勢に、やぶさかではないのですが、この〈スラヴ舞曲集〉ばかりは「他の指揮者では、とてもここまで届かないのではないか」と思えてしまうんです。
一糸乱れぬすばらしいアンサンブルと、それでいて沸き立つようなスラヴの土くささ。機能性と民族性、相反するふたつがの共存が、言葉では言えない感動を与えてくれます。
他のセルのSACDと同じく、とてもSACDらしい音
ジョージ・セルのSACDは、最新録音のSACDとはひと味違う満足感を与えてくれますが、このディスクもSACDらしい音を満喫できます。
大変ふくよかな音。1962年録音もそうですが、1964年、1965年録音のトラックでは、さらに音が柔らかく出てくるのがわかります。 SACD専用ディスクです。
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 2010.12.6
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