エリック・ドルフィー OUT THERE |
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ERIC DOLPHY
OUT THERE

輸入盤、NEW JAZZ Fantasy
Amazon
1960年録音。
角の丸いプラケース。録音はジャズの神様、ルディ・ヴァン・ゲルダー。
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トンがっていながらも、聞き惚れる天才技
エリック・ドルフィーは、アルト・サックス、フルート、バス・クラリネットをプレイ。ピアノは加えず、かわりにソロ楽器として、ロン・カーターのチェロを加えている。ジャズとしてはかなりの変則編成だ。
じっさい僕には、エリック・ドルフィーは“変則”のかたまり、みたいなミュージシャンに思えます。
どこかねじれたフレーズのインプロヴィゼーション
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ジャズでは珍しいバス・クラリネットを吹く。
通常の32小節ではなく、30小節、35小節といった構成の多用。
チェロを加えた編成(このアルバム)。
こう書くと、自己満足の、とっつきにくいジャズのように想像するが、実際は逆。〈トンがっているけど、聞き惚れるアルバム〉、それがこの『アウト・ゼア』であります。
〈ビ・バップ+フリー〉のような、壮絶で流れるアドリブは、いちど聴くと、他の人じゃ物足りなくなる。
バス・クラリネットも、「これはそもそも、ジャズのための楽器じゃないか?」と思わせるほどカッチョいい。
ロン・カーターのチェロを加えたアンサンブルも刺激的だ。
やっぱ天才だなあ。でも、天才の例にもれず、エリック・ドルフィーも若くして64年に他界してしまいます。短い活動期間でしたが、エリック・ドルフィーには、ハマってもおかしくないほど魅力が多すぎますね。
もう〈狂い咲き〉。豪快に鳴ってくれます
時代が時代だけに〈STEREO感丸出し〉の配置だ。
中央にベース、左にドルフィー、右にリズム・セクション。別にモノ・バージョンがあるのかもしれない。
SACDの音はアナログライクで、みずみずしく、太く、はちきれんばかりに鳴ってくれます。
特にエリック・ドルフィーの音は〈狂い咲き〉に近いほどで、僕のはB&Wのスピーカーですが、それでも大満足!
これがJBLだったら、かなり凄いことになりそうです。アナログのジャズ・ファンもSACDが好きになることうけあいですね。
2006.7.8
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