エリック・ドルフィー OUT THERE |
ERIC DOLPHY 1960年録音。 角の丸いプラケース。録音はジャズの神様、ルディ・ヴァン・ゲルダー。 |
トンがっていながらも、聞き惚れる天才技 エリック・ドルフィーは、アルト・サックス、フルート、バス・クラリネットをプレイ。ピアノは加えず、かわりにソロ楽器として、ロン・カーターのチェロを加えている。ジャズとしてはかなりの変則編成だ。 どこかねじれたフレーズのインプロヴィゼーション 。 こう書くと、自己満足の、とっつきにくいジャズのように想像するが、実際は逆。〈トンがっているけど、聞き惚れるアルバム〉、それがこの『アウト・ゼア』であります。 〈ビ・バップ+フリー〉のような、壮絶で流れるアドリブは、いちど聴くと、他の人じゃ物足りなくなる。 もう〈狂い咲き〉。豪快に鳴ってくれます 時代が時代だけに〈STEREO感丸出し〉の配置だ。 2006.7.8 |
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