マイルス・デイビス ライヴ・イヴル |
誰もが「ギョ!」とする、アフリカンなジャケットが、この頃のマイルスの特徴です。 でもジャケットほど、演奏は怖くはありません(笑)。 アルバムタイトルの『LIVE EVIL』は、LIVEと、LIVEを逆から読んだEVILを組み合わせたもの。こういう言葉遊びのタイトルはこの頃のマイルスには多い。 |
エレクトリック・マイルスの本領発揮ライヴ 『ライヴ・イヴル』はマイルスの1970年、ワシントンDCでのライヴ演奏と、
スタジオ録音をカップリングした2枚組ディスク。
アルバムは、ライヴ録音をスタジオ録音がサンドイッチするかたちで、
収められているが、もちろんメインディッシュはライヴ録音です。
スタジオ録音のほうは、『イン・ア・サイレント・ウェイ』のようなスペーシーなもの。
チック・コリア、ハービー・ハンコック、キース・ジャレットと
3人のキーボードが一度に演奏していて、すげえメンツ。
「マイルス学校」のすごさを知るわけです。
マイルス・デイビスのSACDレビュー
2004.10.27
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