topaboutblogClajazzpopsJpopselect

鈴木祥子 SWEET SERENITY

Hybrid
国内盤、ソニーミュージック
普通のプラケース

Amazon

“女のコのキモチ”を聴いてください

 デビュー20周年の鈴木祥子のニューアルバムです。40代に入りなお、若々しい歌声と曲造りは続いています。
 帯には「あまい静けさと チョコレート・ミルクティ」とコピーが書いてあります。
 たしかに、鈴木祥子の甘い声が“女のコのキモチ”を唄っていきます。
 歌詞の内容に「女の人ってこんなことも考えているのか」と深く考えてしまいました。女の人って弱そうで、実は男より強いのです。

 その鈴木祥子の唄いぷりは、女のコ風の歌声とはうらはらに、芯のある確かなヴォーカルだと思います。
 声はまるで20代のようですが、自然体な大人の落ち着きに支えられているように思え、聴いていて安心感があるのです。弾き語りやバンド演奏ですが、バンド演奏ではポップです。
 シンガーソングライターとして曲造りも冴えています。
 京都に住んでいた時書いた曲と、東京に帰ってきてから書いた曲が半分づつ収められているとか。「ローズピンクのチーク」などなど、書ききれないほど、印象的なメロディーを持つ曲だらけです。
 全9曲、捨て曲なしのアルバムと言えましょう。タイトル曲「Sweet serenity & chocolate milk-tea」で始まり、同曲リプライズでアルバムをしめます。

Amazon

鈴木祥子のボックスセット(CD)

SHO-CO-SONGS Collection1(DVD付)
鈴木祥子のボックスセット。これはSACDではなくCDです。

2008.4.16