12月14日発売
『僕の音盤青春記 Part2 1976-1981』
絵と文★牧野良幸
¥1,995
A5判 オールカラー
248ページ 音楽出版社
著者プロフィール
1958年、愛知県岡崎市生まれ。関西大学社会学部卒業。
卒業後、版画制作を始める。81年に上京。版画制作と同時に、イラストを雑誌、単行本、レコード・ジャケットに描く。音楽への愛着も深く、イラスト・エッセイ「僕の音盤青春記」を『CDジャーナル』(音楽出版社)に、「オーディオ小僧の食いのこし」を『オーディオ・ベーシック』(共同通信社)に連載中。▶牧野良幸ホームページ「マッキー.jp」
牧野良幸の本
僕の音盤青春記 1971-1976
“聴くだけロック”少年だった牧野氏が中学、高校で出会った、70年代の音盤の数々を青春の思いでとともに、“超私的”な視点で描くイラスト・エッセイ。オールカラー。
▶本の構成
▶ページ見本
▶登場人物
▶読者からの感想
あの頃はSACDのない時代。
しかしラジカセ、ミュージックカセットでも、こんな音楽体験がありました。
しかしラジカセ、ミュージックカセットでも、こんな音楽体験がありました。
『CDジャーナル』(音楽出版社)で好評連載中の「僕の音盤青春記」。
待望のムック化第2弾『僕の音盤青春記 Part2 1976-1981』が発売。
“聴くだけロック”少年も成長、大学生、そして社会人へ—。
青春の想い出とともに、そこで出会った音盤を“超私的”な視点で描くイラスト・エッセイ。
前作を読んでいなくても、楽しめます!
連載時はモノクロだったイラストは全面的にカラーで書き直され、文章も大幅加筆。連載時のファンも必携の内容です。→前作に寄せられた熱い感想待望のムック化第2弾『僕の音盤青春記 Part2 1976-1981』が発売。
“聴くだけロック”少年も成長、大学生、そして社会人へ—。
青春の想い出とともに、そこで出会った音盤を“超私的”な視点で描くイラスト・エッセイ。
前作を読んでいなくても、楽しめます!
僕の音盤青春記公式ページはこちら
『僕の音盤青春記 Part2 1976-1981』のエピソード一覧
第一章 大学一年生 1976-1977
大阪。関西大学で吹奏楽部に入部した僕。初心者ながらピンク・レディーをスーパーの前で演奏し、ポール・モーリアの前でも御前演奏。
- 中村雅俊「俺たちの旅」
- バリー・ホワイト「愛のテーマ」
- 『ヴェルディ:運命の力』序曲
- 映画『タクシー・ドライバー』
- サンタナ『ロータスの伝説』
- 『マイ・フェア・レディ』
- ピンクレディー「UFO」
- 丸山圭子「どうぞこのまま」
- フランク・シナトラ「マイ・ウェイ」
- ポール・モーリア「エーゲ海の真珠」
- マイルス・デイビス『アガルタ』
- 子門真人「およげ!たいやきくん」
- 岩崎宏美『あおぞら』『飛行船』
- 岩崎宏美『ファンタジー』
第二章 大学二年生 1977-1978
下宿でラジカセ・オーディオ開始。先輩や友人の薦める音楽に感激。名画座にも足を運ぶ日々。
- パイオニア製ステレオ・ラジカセ
- スタイリスティックス「愛がすべて」
- デレク・アンド・ドミノス『いとしのレイラ』
- ジョン・コルトレーン『至上の愛』
- 『サキソフォン協奏曲傑作集』
- ハイドシェック『モーツァルト/ピアノ協奏曲第20番』
- ポリーニ『ショパン:ポロネーズ集』
- 秋吉敏子=ルー・タバキン・ビッグ・バンド『マーチ・オブ・ザ・タッドポールズ』
- 映画『ニューヨーク・ニューヨーク』
- 映画『シェルブールの雨傘』
- 映画『サスペリア』
- スティーヴィー・ワンダー『キー・オブ・ライフ』
- 映画『未知との遭遇』
第三章 大学三年生 1978-1979
ミュージック・カセット、バイト、ストリップ、ディスコ、インベーダー・ゲーム、追い出しコンパ。“超私的”バンカラ関大生の生活。
- 河島英五「酒と泪と男と女」
- 渡部真知子『海につれていって』
- 八神純子「みずいろの雨」
- 森田公一とトップギャラン「青春時代」
- ヴァン・マッコイ「ハッスル」
- 『スター・ウォーズ』(オリジナル・サウンド・トラック)
- ささきいさお「宇宙戦艦ヤマト」
- ロストロポーヴィチ『ドヴォルザーク:チェロ協奏曲』
- 渡部真知子『遠く離れて』
- ビー・ジーズ『サタデー・ナイト・フィーバー』
- ビリー・ジョエル『ニューヨーク52番街』
- サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」
- シカゴ『栄光のシカゴ』
- ドナ・サマー『ライヴ・アンド・モア』
第四章 大学四年生 1979-1980
突如、絵を描き始めた僕。夢と現実との葛藤。就職活動の挫折と卒業までの音盤ストーリー。
- 映画『ジュリア』
- 桑江知子「私のハートはストップモーション」
- 映画『愛の嵐』
- カラヤン『チャイコフスキー:悲愴』
- 西城秀樹「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」
- 渡辺貞夫『カリフォルニア・シャワー』
- アバのベスト盤(タイトル不明)
- カール・オルフ『カルミナ・ブラーナ』
- ザ・ビートルズ『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』
- 世良公則&ツイスト「あんたのバラード」
第五章 岡崎 1980-1981
岡崎。教職浪人としての新生活もやがてドロップアウト。しかし、たとえ人生のレールが消えた時でも、そこには音楽があった。
- ビリー・ジョエル『ニューヨーク物語』
- ビル・エヴァンス・トリオ『ワルツ・フォー・デビイ』
- 門あさ美『ファッシネイション』
- ブレッド&バター『レイト・レイト・サマー』
- アシュケナージ『バルトーク:ピアノ協奏曲第2・3番』
- 山下達郎『ムーングロウ』
- ワイセンベルク『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番』
- 高橋アキ『エリック・サティ:夢見る魚 アキ・プレイズ・サティ』
- 映画『エイリアン』
- 山下達郎『ライド・オン・タイム』
- 『サウンド・オブ・ミュージック』
- キース・ジャレット『ケルン・コンサート』
- ビル・エヴァンス・トリオ『ムーンビームス』
- イエロー・マジック・オーケストラ「RYDEEN」
- ドゥービー・ブラザーズ『ワン・ステップ・クローサー』
- マイルス・デイビス『1958マイルス』
- ジョン・レノン『ダブル・ファンタジー』
- オリビア・ニュートン・ジョン『ザナドゥ』
- 吉田美奈子『FLAPPER』
- 寺尾聰『リフレクションズ』
- 10CC「アイム・ノット・イン・ラヴ」
- タモリ『タモリ・3 戦後歌謡史』
- 竹内まりや「不思議なピーチパイ」
- ボズ・スキャッグス『ヒッツ!』
番外編
- 難波と自由軒の話
- こわいおじさんの話
- 明日香村の話
- サックスを買った話