KING CRIMSON
STARLESS AND BIBLE BLACK
DVDオーディオ+CDの2枚組
Amazon(輸入盤)
Amazon(国内盤)紙ジャケ
[DVD Audio]
・MLP Lossless 5.1 (96/24)
・MLP Lossless stereo (96/24)
-2011stereo mix
-30th aniversary mix
・DTS 5.1 Surround (48/24)
・PCM stereo (48/24)
-2011stereo mix
-30th aniversary mix
・Video
- Easy Money,Fragged Dusty Wall Carpet (live 1973)
古いフィルムですが、当時の演奏が見れるのは、グッド。
[CD]
・2011 stereo mix
[ボーナストラック]
PCM stereo (48/24)とCDに同じボーナス・トラック。PCM stereo (48/24)だけには、さらに1973年チューリッヒでのライヴ6曲。
Lossless 5.1 にのみ「Easy Money」。
輸入盤は二つ折りのデジパッックで箱入り。箱のウラも模様が印刷。
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74年作品。スタジオとライヴ音源で構成
本作はキング・クリムゾンの1974年の作品。『太陽と戦慄』『レッド』の間に位置するアルバムです。日本でのタイトルは「暗黒の世界」。
この作品は最初の2曲だけがスタジオ録音で、残りは当時のライヴ音源です。歓声はカットしてあるので(奏者の唸り声はあります)、スタジオ録音となんとか違和感なく並び、トータルな感じは堅持しています(スタジオとライヴで、音の響きの差はありますが)。
DVDオーディオの音がクリムゾンにピッタリ
40周年記念で制作されたDVDオーディオ、96kHz/24bitの音は、あいかわらず迫力があります。
1曲目「The Great Deceiver」から、ビル・ブルーフォードのドラムがガンガンくる。フィリップのギターもパンク風の壮絶な響き。
煉瓦のような質量を持った音が、滑るように飛び出してきます。DVDオーディオの「遠慮ない、音の放出感」がクリムゾンの音楽にピッタリ。
このハードな音楽は頑強すぎて、2chステレオでは「イッパイ、イッパイ」にも感じます。やはり5.1chで思い切り鳴らしたくなります。
さてサラウンド。スタジオ録音では後方にギターを置いても、見事に調和しています。
ライヴ音源では、オーディエンス音はないものの、ライヴを思わせる空気感。でも音は360度に配置。ライヴ音源はサラウンドのほうが、しっくりとくるし、満喫できるでしょう。
DVDにはいろいろなヴァージョン、音源が
本作はDVDオーディオとCDとの2枚セットです。
MLP Losslesss 5.1サラウンドは「2011年ミックス」。
ステレオ(MLP Losless 24/96と、PCM24/48の2種あり)は、「2011年ミックス」と「30周年ミックス」、それぞれで全曲が入っています。
96kHz/24bitのMLP Losslesss サラウンド&ステレオを聴くには、ユニバーサルプレーヤーが必要です。
普通の映画を見るためのDVDプレーヤーでは、LPCMステレオ(48kHz/24bit)、DTS 5.1サラウンド(48kHz/24bit)が再生できます。
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キング・クリムゾンのDVDオーディオ
2011.10.29
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