ブラック・サバス パラノイド(SHM-SACD) |
オリジナル・ジャケットのデザインはキーフ。 紙ジャケット仕様。 ディスクは、レーザーの散乱を防ぐ緑色コーティングの音匠仕様。レーベルタイトルも円周に小さく入るだけと徹底している。 |
ブラック・サバスの傑作『パラノイド』のSHM-SACD ハード・ロック、ヘヴィー・メタルの元祖と言われるイギリスのバンド、ブラック・サバスの1970年のアルバム『パラノイド』です。 その『パラノイド』が、ユニバーサルより、SHM-SACDでリリースされています。 倍音豊かなギター・リフに驚かされるそして、この『パラノイド』の音ですが、SACDの特徴を満喫できる「アナログ度100%」「太くまろやかな音」が飛び出してきます。 ブラック・サバスはハード・ロックですが、トニー・アイオミのギターは、ハーモニーを効かせた重心の低いリフの連続で、そのリフがとても心地よく響くのに、まず驚かされます。 サバスの演奏が高音質の連続、美しいハード・ロックに 豊かな音はギターだけではありません。ギターの合間に入るドラムのオカズも、アナログ度満点(高音質)。 唯一、オジー・オズボーンの悪魔的ヴォーカルに、艶というか伸びがないのですが、これはまあ、もともとの声の性質を、素直に出しているだけだと思います(ロバート・プラントやイアン・ギランと比べたらの話です)。 ということで、この『パラノイア』のSHM-SACDで、「美しいハード・ロック」聴いてみてださい。 2012.10.30
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