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ポリス ポリス・ライヴ


THE POLICE
THE POLICE LIVE!
Hybrid Stereo/Multi-ch
録音1979年と1983年
A&M、SACDハイブリッド2枚組

Amazon(輸入盤US)
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Amazon(国内盤)

輸入盤
三つ開きのデジパックにディスク2枚。
ブックレットはアコーディオン状に広がるペラ1枚。ステージの写真を多数レイアウト。
英語歌詞はなし、アルバムクレジットのみ。

国内盤
上記輸入盤に、日本語冊子を同梱したもの。日本語冊子には大鷹俊一氏の2003年のライナー。全曲の英語歌詞、日本語対訳。

ポリス唯一のライヴ盤。初期と絶頂期の2シーンを伝える2枚組

 『ポリス・ライヴ』はポリスがリリースした唯一のライヴ盤です。2枚組で、1枚目が79年ボストン、2枚目が83年アトランタでの収録。

 1枚目のボストンは、小さめのホール、デビューしたての初々しいサウンド。3人だけで、『白いレガッタ』がリリースされた頃の曲を演奏していきます。
 まだ全米を席巻しているわけではないですが、熱狂的なファンの声援が、熱さを伝えてきます。レゲエ、パンク、タイトで荒削り、暴走ぎみの演奏は、ポリスの原点ここにあり、といった風です。

 2枚目のアトランタは、「シンクロニシティー・ツアー」の模様。全米アルバムチャート8週1位という快挙を起こす『シンクロニシティー』からの曲が多いですが、「シンクロニシティー」の「I」と「II」が続けて演奏されるオープニングは、めちゃ、カッコいいです。
 こちらは、大きな会場で大観衆。女性ヴァッキング・ヴォーカル3人を加えた演奏は、DISK1から大人になったバンドの姿、いい意味での「完成度の高いショー」を見せている大物の風格があります。
 この2枚の音源で重なるのは、「ソー・ロンリー」「ロクサーヌ」「孤独のメッセージ」など4曲。演奏の違いを確認するのも一興。初期と絶頂期の、それぞれのライヴ世界を堪能するのも一興です。

ライヴにしては高音質なSACDの音

 ライブ録音、そしてこのジャケット写真。
 なにやら海賊盤の印象ですが(失礼!)、れっきとしたアンディ・サマーズのプロデュースによる公式盤です。
 そしてSACDの音も、他のポリスのSACD化と同じく、ボブ・ルドヴィグによるマスタリング。オリジナル盤と同じくらい豊かで、ライヴにしては高音質だと思います。
 SACD層は2chステレオ層のみ。バンドの音は、のびのびと鳴ってくれます。「アナログ風」という言葉には落ち着きたくないですが、暖かく豊かな音です。ドラムスの各音も鮮明。
 ディスク2のアトランタ録音は、2chにしては、オーディエンスの広がりが綺麗で、この音質でマルチチャンネルを制作したら、最高のライヴアルバムになったのにと、そこだけが残念なだけ。
 曲目もベスト盤的なものです。

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注意!これのみDVDオーディオです。
   
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アウトランドス・ダムール
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シンクロニシティー
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2011.3.2