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ポール・ウェラー STUDIO150

PAUL WELLER
STUDIO 150

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TOWER RECORDS

収録曲とオリジナル・アーティストは次のとおり。

1.IF I COULD ONLY BE SURE
(ノーラン・ポーター)
2.WISHING ON A STAR
(ローズ・ロイス)
3.DON'T MAKE PROMISES
(ティム・ハーディン)
4.THE BOTTLE
(ギル・スコット・ヘロン)
5.BLACK IS THE COLOUR
(トラディショナル)
6.CLOSE TO YOU
(バート・バカラック)
7.EARLY MORNING RAIN
(ゴードン・ライトフット)
8.ONE WAY ROAD
(オアシス)
9.HERCULES
(アーロン・ネヴィル)
10.THINKING OF YOU
(シスター・スレッジ)
11.ALL ALONG THE WATCHTOWER
(ボブ・ディラン)
12.BIRDS
(ニール・ヤング)

男が惚れるポール・ウェラーのカヴァー集

 ポール・ウェラーの『STUDIO 150』であります。
 かつてはオアシスやブラーなど、ブリティッシュ・ロックの兄貴分だったポール・ウェラーも、今や組長くらいに格が上がっているでしょうね、たぶん。
 僕は『スタンリー・ロード』(いいアルバムだった)までしかポール・ウェラーを聴いてないので、SACDで『STUDIO 150』(スタジオ150)が出ていると知り、さっそく買ってみました。

 『STUDIO 150』はカバー集であります。ポール・ウェラーにとって意味のある曲が選ばれているらしい。
 僕はあいにくほとんど知らなくて、知っているのはせいぜいカーペンターズでおなじみの「Close to you(遥かなる影)」、ニール・ヤングの「Birds」くらいでした。
 「Close to you(遥かなる影)」なんてどうやってやるんだ? 墓穴をほらなきゃいいのだが…。
 と心配だったのですが、まったくの杞憂。
 メッチャ、カッコいいです!
 かなり崩していて初めて聴くとわかりずらいですが、ポール・ウェラー節に見事になっている。アレンジもゴージャスかつ、ノスタルジックで文句なし。カーペンターズ版よりいいかもしれません。

 結局このアルバム、カバー集などとバカにできません。
 とにかく、どの曲もすばらしい! カッコいい!
 やはり、どん底をくぐり抜けてきた男の強さでしょうか、ポール・ウェラーのボーカルには骨身にしみる強さがある。
 こちらは日本人、あちらはイギリス人、なのになんでこうも深く迫ってくるのだろうか。
 浪花節ではないが「男が惚れるポール・ウェラー」です。

 ハイブリッド盤でマルチも収録。

 マルチではリアにはいっさい楽器を配置せず、前方180度に空間を出す感じ。
 広がる、というよりは、ドスンと各パートが目の前に置かれた感じだ。
 そんななか、ウェラーの声はセンタースピーカーに割りあてられ、かなりビビッドに迫ってくる。ステレオとマルチは好みでしょう。
 まあ、SACDがどうのこうのより、とにかく、いいアルバムだと思います。

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TOWER RECORDS

2006.7.22

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