かつて『SACDジャーナル』というフリーペーパーがあり、「特捜野郎Sチーム」というページがありました。毎回SACD関係の技術者、専門家の方々に登場していただきました。その取材時に専門家の方々とお聴きしたSACD、おすすめしてくださったSACDをご紹介します。
もう何年も前の連載ですので、登場するSACDは昔のものとなっていますが、魅力的なことに変わりはありません。当時誌面の都合で載せられなかったSACDも、あわせてご紹介します。
もう何年も前の連載ですので、登場するSACDは昔のものとなっていますが、魅力的なことに変わりはありません。当時誌面の都合で載せられなかったSACDも、あわせてご紹介します。
第4回オーディオマニアに聞いてみようの巻 2003年秋号
ハイエンドオーディマニアの方が登場。まだSACDの黎明期でしたがいち早く導入されていました。 |
第5回ソフトを見に街に出ようの巻 2003年冬号
都内のレコード店のSACD売り場に出かけてみました。 |
第9回アーティストにSACDのことを聞くの巻 2004年冬号
ヒップホップのDJ KRUSHさんがSACDで作品をリリースした。さっそくインタビュー。 |
第10回設計者の方に話を聞こうの巻 2005年春号
ソニーのSACDプレーヤーSCD-DR1を開発した方にお話を聞き、SACDを聴かせてもらいました。
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フリッツ・ライナー指揮『ムソルグスキー:展覧会の絵/禿げ山の一夜』未掲載 昔の録音もSACDはこんなよい音で聴こえる、と聴かせてくれました。「これはこれでいいのですけれどね…」といい、最新録音DSDでは、さらにこんないい音になる、と聴かせてくれたのが上の『アフロ・ブルー』、という流れでした。 Amazon |
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ジェニファー・ウォーンズ『The Well』未掲載 これもリストに上げてくださいましたが、誌面の都合で掲載しなかったSACDです。 Amazon |
第11回SACDの制作現場を取材せよの巻 2005年夏号
オクタヴィアのEXTONスタジオで、プロデューサーの方に取材しました。 |
第15回Eighty-Eight'sのこだわりを調査せよの巻 2006年夏号
高音質ジャズをリリースするEIghty-Eight's。プロデューサー伊藤八十八さんにお話を伺いました。 |
ウィル&レインボー『オーヴァー・クリスタル・グリーン』 Eighty-Eight'S初のSACD。「僕のスタートとして思い入れがあるSACD」とおっしゃっていました。(伊藤さんの選ぶEighty-Eight'sの3枚) Amazon |
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ザ・グレイト・ジャズ・トリオ『枯葉』 ハンク・ジョーンズ(p)とエルヴィン・ジョーンズ(ds)の貴重な顔合わせ。「弟のエルヴィンは長い時間をかけて説得した」そうです。(伊藤さんの選ぶEighty-Eight'sの3枚) Amazon |
第16回オーディオ評論家に取材だ!の巻 2006年秋号
オーディオ評論家の傅さんのリスニングルームにお邪魔しました。 |
ウトキン指揮『J.S.バッハ:オーボエのための作品集Vol.1』
「シンプルな録音ですからかえって生々しいですね」「SACDの特徴は、なんといってもエア(空気感)です。空気までを切り取って運んできたような音。それがSACDの魅力ですね」 このときのシステムはB&Wオリジナルノーチラス、ジェフローランドのモノアンプ×2、SCD-DR1というもの。あまりの音のやわらかさにビックリしてしまいました。 Amazon |
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第17回ピアニスト小山実雅恵さんに会うの巻 2006年冬号
クラシックの話を沢山聞けて感激の取材でした。 |
小山実雅恵『ショパン:バラード』 ショパンの作品はすごく完成されていて、そのままで美しいです。〈バラード〉と一緒に収録した〈子守唄〉と〈舟歌〉も好きですねえ。〈子守唄〉はショパンのなかでも3本の指に入る曲だと思います、とおっしゃっていました。 Amazon |
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第19回スリー・ブラインド・マイスのSACDを調査せよの巻 2007年夏号
SACDのスリー・ブラインド・マイス復刻シリーズ制作者の方にインタビュー。 |
横内章次カルテット『ブロンド・オン・ザ・ロックス』 「(復刻を)SACDにしたのはオリジナル・アナログ録音の良さをCDより再現できるからです」「スリー・ブラインド・マイス〈TBM〉の録音は、ほとんど2チャンネルの一発録りで、そこもいいんですよね」 Amazon |
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第20回キャニオン・クラシックス名盤シリーズを調査せよの巻 2007年秋号
名盤のSACD化“キャニオン・クラシックス名盤シリーズ”が好評のポニーキャニオンを取材。 |
第21回リファレンススピーカーSS-AR1とPS3を調査せよの巻 2007年冬号
ソニーのスピーカーSS-AR1を設計された方と、アンプの設計者金井さんを取材。 |
ドン・フリードマン『ムーン・リヴァー』 「スピーカーの存在を感じさせない音でしょう?」とSS-AR1設計者の方。 スピーカーSS-AR1、プレーヤーSCD-DR1、アンプTA-DR1a。2chSACDで聴く圧倒的な存在感 のある音でした。 Amazon |
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鈴木勳トリオ/カルテット『ブロウ・アップ』未掲載レビュー これもSS-AR1で聴きました。“平でなく、立体感がある”“実物のように浮かび上がる”と取材ノートに感想を書いています。 Amazon |
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『A Song for You, Karen』未掲載 これもSS-AR1で聴きました。カレン・カーペンターへのトリビュート盤と思います。そのなかでJacinthaが歌うトラックを聴きました。“目の前の壁が幕のようで、その奥で本当に歌っている感じ”と取材ノートに感想を書いています。 Amazon |
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パトリシアン・バーバー『Caf Blue』未掲載 これもSS-AR1設計者の方に聴かせてもらいました。 Amazon |
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『Popov:Symphony No 1/Shostakovich:Theme and Variations』未掲載 金井さんが「オーケストラのマルチチャンネルは空間ごと録るから、高低差が出る」と聴かせてくれたのがこのSACDでした。確かに、ひな壇に乗っている演奏者(金管など)は上の方に鳴りました。「一方、ポップスは多重録音だから、マルチチャンネルは音は広がっても高低差はでない。そのポップスで高低差を出すマルチに初めて挑戦したのが『camomile Best Audio』のマルチチャンネルです。聴いてみましょう…」というのがそのときの流れ。でもPopovという人の曲もよかったです。 Amazon |
第22回『オーディオ・チェックSACD』を調査せよの巻 2008年春号
民生初の『オーディオ・チェックSACD』。制作者の方にお話を伺いました。 |