朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 |
朝比奈隆生誕100年としては、ベートーヴェンの交響曲全集のほかに、大フィルとのブルックナー:交響曲シリーズも出ている。 |
朝比奈隆/大阪フィルのベートーヴェンがSACD化 朝比奈隆が大阪フィルを降ったベートーヴェンが、SACDハイブリッド化されたので、さっそく『交響曲第1番&第4番』を聴いてみました。 一般にベートーヴェンの交響曲第1番と第2番は、「まだ、才能全開じゃないな」というイメージがあるかもしれません。もちろんそんなことはなく、交響曲第1番、第2番は、すごくベートーヴェンらしい曲だと思います。自分もこの2曲は大好きです。 今どき貴重な、堂々としたベートーヴェン で、この朝比奈隆の交響曲第1番ですが、第1楽章の前奏から、重厚/ゆったり/広大モードで演奏してきます。ベートーヴェンの若き交響曲という遠慮はなし。まるで交響曲第9番の尺度で演奏しているよう。 マルチチャンネルは、ホールトーンというより、オーケストラの奥行き感やリアル感を出すようなマルチチャンネルでした。オーケストラの音が伸びやかにリスニングルームに広がってキモチいい。 その他のベートーヴェン:交響曲シリーズ
2008.3.19
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