ズービン・メータ指揮/バイエルン国立管弦楽団/ミュンヘン・フィル/バイエルン放送響 ズービン・メータ『第九』 復興支援演奏会inミュンヘン |
厚紙製のデジパック。 ブックレットにはズービン・メータの言葉。 ジャケットは現地演奏会のポスターのデザインをあしらったもの。 「このアルバムの収益金は、日本赤十字社を通じ、復興支援活動等資金として、東日本大震災被災地へ寄付されます」(帯の掲載文) |
5月2日のミュンヘン、復興支援演奏会のライヴSACD このSACDハイブリッド盤は、5月2日、ミュンヘンで催された東日本大震災支援、有料チャリティ・コンサートのライヴ録音です。 2chステレオとマルチチャンネルの音 演奏会は、全員の黙祷から始まったそうですが、SACDではバッハの「G線上のアリア」から。 SACD2chステレオの音は、柔らかいエッジのふくよかな音。オーケストラの音像は大きめで、ステージの近くのほうという感じです(オンマイク風では全然ありません)。弦は中域から低域が充実して、コクのある音です。 マルチチャンネルは、三次元の空間になる綺麗なサラウンド。 人間の声を待ち望む、第4楽章《歓喜の歌》 このSACDの演奏や録音は、普通にベートーヴェンの第九を選ぶ候補にしていいくらいの仕上がり。 「G線上のアリア」ではメータの希望により、演奏後の拍手は控えられたそうですが、第九のあとでは、間をおいて拍手が起こり、やがて盛大なものになっていきます。 2011.7.5
他の復興支援CD(SACDではありません)
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