小澤征爾指揮/水戸室内管弦楽団 |
森麻季(ソプラノ) 交響曲だけ5.0chマルチチャンネルも収録。 |
小澤征爾のモーツァルトシリーズ第2弾小澤征爾が水戸室内管弦楽団を振ったモーツァルトシリーズの2枚目です。前回は交響曲第40番、今回は「リンツ」と「プラハ」の組み合わせです。あと森麻季のソプラノで、モーツァルトが若い頃書いた、有名なモテットも入っています。 モーツァルトの交響曲は、のちのロマン派のそれと比べると、小規模だし、聴衆に訴えかける自己主張もそんなに強くないです。 特にウィーン時代の、36番「リンツ」から41番「ジュピター」は、聴けば聴くほど「深いなあ」と思ってしまいます。サウンド的には、ベートーヴェンやマーラーなどと比べると、木管も金管も少なくて、素朴な音なんだけど、これが深い。 そんなモーツァルトの交響曲ですが、今回、小澤征爾/水戸室内管弦楽団の演奏を聴いている間、自分なりのモーツァルトの交響曲を、しっかりとらえることができたのがうれしかった。 2007.8.5 |
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