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ボザール・トリオ ブラームス:ピアノ四重奏曲

BEAUX ARTS TRIO
PRAHMS:PIANO QUARTETS

PentaTone classics、
録音1973年。2枚組。輸入盤。

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ピアノ四重奏曲第1番。
ピアノ四重奏曲第3番。
ピアノ四重奏曲第2番。

このレーベル、ジャケットのたすき部分の色で録音がわかります。
グレーは旧録音のSACD化。クリームが最新録音のSACD。最新録音はDSDレコーディングも多いです。

70年代の4チャンネル録音もスゴカッタのだ

 このSACDのレーベル、ペンタトーン(PentaTone classics)は、元フィリップスの人が興したレーベルだそうです。

 ペンタトーンはぞくぞくとクラシックの新録音を出していますが、それと平行して、昔のフィリップスの音源もSACD化しています。
 うれしいことに、これは70年代の4チャンネル録音(Quadro Recording)をリマスターして、マルチチャンネルに収めたもの。さっそく聴いてみました。

 聴いてみると、最新録音のサラウンドとくらべても、見劣りしないのにはビックリ。臨場感というより、前方の2chをより立体的に聴かせるサラウンドのように感じました。ピアノの音なんか、かなり厚みがあります。
 それに、このサラウンドには、言葉で伝えられないアナログ・レコーディングのコクのようなものもあります。

 4チャンネルは、僕も当時聴いていましたが、出てくるソフト(ポップス)は、それまでの録音の4ch化で、正直やっつけ仕事のように思っていた。
 でも、このSACDを聴いて、「当時もきちんと4チャンネル・レコーディングをしていたんだなあ」と考えを改めさせられました。懐かしいだけでなく、ぜんぜん聴けるんですよ。

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AmazonSchubert: "Trout" Quintet, D667; Mozart: Clarinet Quintet, KV581 [Hybrid SACD]

2006.8.1