ラインズドルフ指揮ローマ歌劇場管弦楽団、ブリギット・ニルソン、ビョルリング、レナータ・テバルディ |
(3ch) 角の丸い1枚ものプラケースにSACDを2枚収納。 ディスク1 54分06秒 |
当時のドリーム歌手がそろった〈トゥーランドット〉の歴史的名盤50年代、60年代のステレオ初期の名録音〈リヴィング・ステレオ・シリーズ〉にはオペラもあります。本作〈トゥーランドット〉はそのなかの1枚。 まず歌手が素晴らしいです カラフ王子にはテノールのユッシ・ビョルリング。 そしてなんと、当時マリア・カラスのライバルとも言われたレナータ・テバルディがリュー役。テバルティのような大物が、タイトル・ロール以外を歌うというのもすごい。 1959年録音とは思えない音質本作の録音は1959年ですが、 他の〈リヴィング・ステレオ・シリーズ〉のSACDと同じく、素晴らしい音を堪能できます。 ラインスドルフの指揮するローマ歌劇場管弦楽団は、弦の音こそ硬めですが、プッチーニ最後のオペラを豪快に鳴らします。 しかし、なんといっても素晴らしいのが声楽で、歌手たちがオン・マイクぎみに、その美声を発揮します。 3スピーカーによる再生〈リヴィング・ステレオ・シリーズ〉SACDのウリは、当時のオリジナル3トラックが、そのままマルチチャンネルの左右スピーカー、センタースピーカーで聴けることです(リアスピーカーに音はなし)。 このSACDが2枚組で千円台(2013年6月19日現在)というのは奇跡のよう。 〈リヴィング・ステレオ・シリーズ〉SACD
2013.6.19
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