REVIEW

交響詩 さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-
(SACDハイブリッド)

cover

交響詩 さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-

CD/SACDハイブリッド ※通常のCDプレーヤーで再生可能

制作・発売:日本コロムビア株式会社

企画・販売:株式会社ステレオサウンド

発売日:2024年10月25日

ステレオサウンド・ストア

タワーレコード

2025年12月18日

劇場版「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」オリジナル・サントラ、待望のSACD化

ステレオサウンド(Stereo Sound)が松本零士原作の『銀河鉄道999』、その劇場版第2作『さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-』のサウンドトラック『交響詩 さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-』をSACDハイブリッドで発売した(CDプレーヤーでもCDとして再生可能)。

本作は、ステレオサウンドが2024年10月に発売した、劇場版第1作のサントラ『交響詩 銀河鉄道999』SACDハイブリッドと対となるもの。

SACDハイブリッドは、日本コロムビアのアーカイブに眠っていた貴重な1/4インチ・アナログ・マスターテープを、今回のために改めて発掘・使用。オリジナルの魅力を最大限に伝えるべく、日本コロムビアのベテランエンジニア武沢茂氏が制作した。マスターテープのプレイバックには、名機として名高いスチューダー製A80を使用している。

SACD2枚組で、1981年のオリジナルLP(2枚組)の構成を忠実に踏襲している点も、ファンには堪らない仕様だ。

音楽は東海林修の作曲。演奏は熊谷弘指揮コロムビア・シンフォニック・オーケストラ。

加えて挿入歌としてメアリー・マックレガーの歌唱による「LOVE LIGHT」「さよなら銀河鉄道999〜SAYONARA〜」の2曲も収録している。特に「SAYONARA」は30万枚のヒットを記録した名曲で、懐かしい方も多いだろう。

臨場感あるオーケストラ曲、アナログシンセの楽曲も聴きどころ

SACDではそのオーケストラ・サウンドを存分に楽しめる。聴いてみて、まず素晴らしい、というか快感と感じるのは、コロムビア・シンフォニック・オーケストラの音場だった。

壮麗なアレンジ、重厚なサウンドがSACDならではのアナログライクな音で楽しめる。あたかも目の前でオーケストラが演奏しているような空気感だ。聴いていて、スコアの音が一つ一つ浮かぶような、または演奏者の表情や姿が浮かぶような臨場感である。

金管楽器、木管楽器、弦楽器、個々の楽器の分離感が豊か。ダイナミックレンジの広さが生む、SACDならではの彫りの深い音像など、愛用のシステムで存分に堪能してほしいところだ。

聴きどころはオーケストラ曲だけではない。Disc2の2曲目には東海林修がアナログ・シンセサイザーで制作した「大宇宙の涯へ〜光と影のオブジェ〜」も収録されている(THE GALAXY名義)。これもSACDで聴くとアナログ・シンセ特有の厚み、暖かさが感じられる。必聴のトラックだと思う。

前作『交響詩 銀河鉄道999』の音楽も映画を想像させる名曲だったが、続編となる東海林修の音楽は、より饒舌で重厚感があるサウンドが特徴だと思う。

どの音楽も映画のシーンを連想させる。ブックレットには東海林 修氏の曲解説が載っているので参照しながら聴くと、映像との関連がわかる。

アルバムは男声合唱やメアリー・マックレガーの「SAYONARA」でまとめる。映画を見終わったかのような高揚感は、前作の『交響詩 銀河鉄道999』SACDハイブリッドと同じだ。高音質ファン、銀河鉄道999ファン必携のディスクだと思う。

>『交響詩 銀河鉄道999』SACDハイブリッドのレビューはこちら

収録曲

Disc 1

  1. 序曲~パルチザンの戦士たち~
  2. 若者に未来を託して
  3. メインテーマ~新しい旅へ~
  4. 謎の幽霊列車
  5. 車中にて~LOVE LIGHT~
  6. メーテルの故郷、ラーメタル
  7. 再会~LOVE THEME~
  8. 黒騎士ファウスト
  9. 過去の時間への旅

Disc 2

  1. 青春の幻影
  2. 大宇宙の涯へ~光と影のオブジェ~
  3. 惑星大アンドロメダ
  4. 生命の火
  5. 崩壊する大寺院
  6. サイレンの魔女
  7. 黒騎士との対決
  8. 戦士の血
  9. 終曲~戦いの歌~
  10. さよなら銀河鉄道999~SAYONARA~
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交響詩 さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-

CD/SACDハイブリッド ※通常のCDプレーヤーで再生可能

制作・発売:日本コロムビア株式会社

企画・販売:株式会社ステレオサウンド

発売日:2024年10月25日

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