カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ベートーヴェン:交響曲第5番&第6番、レオノーレ序曲第3番(77年ライヴ) |
普通のプラケースにブックレット ブックレットには、宇野功芳のライナー「ベーム/ウィーン・フィル、極上の〈田園〉」。カール・ベーム来日コンサート日程表。曲目解説。 |
カール・ベームとウィーン・フィル、懐かしの来日ライヴSACD化 本作はカール・ベームとウィーン・フィルの1977年来日公演を収録したSACDです。 ということで、このSACDは、もちろんNHKによる音源です。 〈運命〉も悪くないけど、〈田園〉がやはり輝くこの日の〈田園〉の演奏は、クラシック・ファンには伝説的となっております。 ワルターの〈田園〉が芳香タップリの「一発必殺」の演奏としたら、ベームのこの〈田園〉は「無心に染み入る」演奏と言いましょうか。 続く〈運命〉は、当時らしい重厚な演奏。 だた、何度もこのSACDを聴くと、やはり〈田園〉の演奏が段違いに輝いている、ということは実感します。 SACDの音1977年録音ということで、同じALTUSレーベルのチェリビダッケの来日ライヴSACDとは音場の性格がちがいます。 マイクが進歩した、80年代、90年代のチェリビダッケのSACDは透明な音で、薄めな音ながら、広がり感がありましたが、このSACDは逆で、広がり感(音の押し出し)は弱いのですが、その分、重厚な再生音となります。アナログ的な音です。 SACDでは、その重厚な音の「繊細さ」に満足すると思います。 そのほかのカール・ベーム、来日ライヴSACD
2014.2.11
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