デューク・エリントン ハイファイ・エリントン・アップタウン |
Amazon(SACD) ソニーのSACD初期の正方形デジパック。解説は紙1枚を折ったもの。CD再発時のものを一部修正して収録。ボーナストラックはなし。 |
でこぼこのある曲構成で、アルバムを聴く楽しさこの作品は、聴き通すのが楽しみなSACDです。収録曲の構成が気に入っています。いわゆるベタなビッグ・バンド曲が並んでいるのではなく、1曲1曲のでこぼこ感がいいのです。 「スキン・ディープ」 1曲目「スキン・ディープ」はいきなりドラムソロをフューチャーした曲。それもかなり長い。ドラマーのルイ・ベルソンは1950年代初頭のドラムソロとは思えないほど、パワフルに叩きます。まるでツェッペリンのジョン・ボーナムのような重量感。 「ザ・ムーチ」 2曲目「ザ・ムーチ」は誰もが知っている有名なメロディ。 「A列車で行こう」 3曲目はおなじみ「A列車で行こう」。きたー! 「パーディッド」 4曲目「パーディッド」は、もうノリノリのナンバーで、楽団員のアドリブ・チェイスに聴いているこちらもフィーバーします。モノラルなのに、なぜかSTEREOのような音のひろがりで、すごくいい。 「コントラヴァーシャル組曲」 そして最後5曲目は「コントラヴァーシャル組曲」。 なんか不思議に始まって不思議に終わるイメージ。でも聴く時のステレスは全然ない。今日も、ノリノリの有名ナンバーの連続に「よかったあ!」と思う自分がいます。 Amazon(SACD)
2010.1.25
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