Let it be (UK)
ひょんなところで見つかるものだ
このレコードはお盆に実家に帰ったときに見つけた1枚である。うちの街にも中古レコード屋ができていた! 信じられねー、ということで行ってみた。
さっそくチェックしたところ、この『LET IT BE』UKオリジナル盤があるじゃねーか! それも値段1600円。迷わず買った。お盆で財布のひももゆるいのだ。 UKオリジナル盤の特徴、コーティング・ジャケットだ
『LET IT BE』のUK盤が1600円
といってもそんなにたいしたことじゃない。
『LET IT BE』で高いのは、初版の写真集付きボックスであって、通常盤のこれはUK盤といっても、まあこんなお値段なのだ。初期のUKモノ盤が高値になるのとは対称的だ。
また『LET IT BE』はステレオ盤で、国内盤とくらべても音に差があるわけじゃない。なので音については、今回ははぶく。
いいのはUK盤の特徴、コーティング・ジャケットだね。この『LET IT BE』でもコーティングだ。国内盤の見開き仕様とはちがって、シングルジャケット。ベラな紙にコーティングはなかなかイカス。これが今回買った理由です。
レーベルの林檎もUK盤のほうがキレイだ。国内盤のは露出不足のようなかすれた林檎である。
英吉利人の書き込みもいいぜ
レコードをいれる内袋は白である。国内盤の内袋は黒で、アップルのデザインと合っているなあ、と思っていたのだが、オリジナルは白ですか!意外。
内袋には買った人の書き込みが、赤いボールペンでつぎのようにある。 「Birmingham 30th October 1971 with eeiff」
いいねえ、1971年に、バーミンガムのにいちゃんが、eeiffというダチと一緒にレコード店に行って買ったのだな。「レリピ~♪」などと歌いながら。筆者と同世代と思われる。
とにかく、バーミンガムから、よく日本にきた、と愛着のあるレコードであります。