Abbey Road(モービル盤)
自動入札で落札しちゃった
Yahoo!オークションに出品された商品は、終了日になるとドドドと入札が重なる。だから勝負は最終日の終了まじかの時間帯になるのだが、あいにくこの日は飲み会だったのでパソコンの前にいることができなかった。
しかし「自動入札」というオプションを入れておけば、本人にかわり自動的に入札を代行してくれるシステムがある。
僕も今回はじめて使ってみた。開始は3500円だったので「自動入札」を6000円にして入札。6000円までを限度に、誰か入札してくるたびに、少し高値を入れてくれるわけだ。
しかし正直モービル盤(Mobile Fiderity Sound Lab,MFSL)『アビイ・ロード』が6000円以内ですむとは思えない。僕はなにも期待せず家を出たのだが、その夜帰宅してみて驚いた。6000円で僕が落としていたのだ。相手は5800円。ぎりぎりでの落札であった。
「オイオイ、みんな根性ないんじゃないの」
と、僕は調子こいて、ディスプレイの前で握りこぶしを振り上げたのである。
両方聴きまっせ
モービル盤と国内盤、どちらが良いか、と判断するのはナンセンスだ。僕の人生は「どちらが優秀か」ではなく「どちらもアリ」がモットーなである。カートリッジを取り替えたと思えばいい。
先に書いたように音自体は悪くない。B面のコーラスは逆に奇麗なのだ。そのうちモービル盤が基準になるかもしれぬ。おらあ6000円分聞くぞ。もっと発見があるかもしれないしね。
音は良し
やわらかくて奇麗なサウンドだ。 しかし気付くのは『リボルバー』と同じくボーカルのバランスが引っ込んでいることだろう。『マジカル』ではそうではなかったのに。モービル盤の傾向だろうか。 『リボルバー』ではそれも良いものとして受け取ったが、『アビイ・ロード』ではちょっとどうかなあ。 「カム・トゥゲザー」のジョンのボーカルがこれではちょっと寂しい気もする。
"Come together!"
これではジョンが最前列からではなく、2列目から呼びかけているようだ。 聴きくらべると、国内盤、CDのほうはボーカルは前にくる。
"Come together!"
こちらは最前列からジョンの声。
(追記 やはり買ってからはモービル盤を聴いてしまう。ジョンの声の柔らかさも気にならなくなった。さらにオリジナルUK盤を買ってからはUK盤を聴く事が多いです。)